京都は鞍馬山に参りました。
叡山電車の出町柳駅からスタートです。
真っ青な空から、柳のグリーンシャワー。
さすが柳の駅ですね。
ひっそりと小さな木造駅舎に到着です。
空気がしんと冷たい。
鞍馬山ケーブルカーのチケットは蓮の花びらのカタチ。
ええ言葉、書かれてます。しみじみします。
ご飯を作る時、
この言葉が頭の中でくるくると廻っています^^
鞍馬寺〜奥の院魔王殿〜貴船神社へ。
うっそうとした林の中を上り、下り。
木々の緑の中に居るだけで、
呼吸がとっても楽になるのがわかる。
地盤が固くて下に張れない根っこたちは、
参拝者たちに踏みしめられ、
ツルツルに光っている所もある。
千年以上の間、
どれ位の人々がこの山道を歩いてきたのだろう。
この場に立つと、
まっすぐな杉の木が天に向かうエネルギーに引っ張られる。
それと同じ強さで足からの根っこが地に張っていく。
杉に寄り添うようにして一緒に伸びるこの木は、
う〜ん・・・なんだったんだろう??
天、地、人。
貴船神社では
まさに神前結婚式が始まろうとしているところに遭遇♪
ガラス窓に映った木々の緑が光り、
灯篭の黄金色と馴染んでいる。
鞍馬山は
森羅万象とともにいることを体感できる場所。
そこここに、
古木たちが寄り添ってくれている。
そして
語りかけ、
包み込んでくれる。
女陰そのものの木と遭遇。
この木とのエピソードはこちら→
★
紅葉のシーズンにはまだ早いにも拘らず、
それにしても観光客の多いこと!!
遙か30数年前の3月の春合宿恒例行事、
秋のリーグ戦(弓道部)必勝祈願での参拝では、
オフシーズンとはいえ、
ひっそりとした佇まいだったんですけれどねえ。
10年ひと昔×3・・
長い長い時間が流れました。(遠い目・・)
観光誘致で(?)、いろいろ整備をされたのは平成に入ってからのこと・・
と、
御朱印帳を書いてくださった神社の方がお話下さいましたよ。
貴船神社
鞍馬寺
達筆!!おじいちゃんが書いてくださいました。
真ん中に書かれた
「尊天」 とは
私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる、
宇宙生命、宇宙エネルギーのこと。
月、太陽、大地への信仰です。
山への参拝は
ほんとに気持ちのいいものです!
桂の木。